お互い普通の日常に戻った 私は朝6時から夜6時までの仕事をしていた 彼女も夜の遅くても7時頃迄の仕事をしていたのでその後お互いの生活リズムに合わせて1〜2時間LINEで連絡していた 彼女が帰った最初の日曜日に私から話して今年結婚しようと伝えた彼女も賛同してくれた
最初の難関はやはりどっちに住むかだ福岡か青森か私は福岡に来て欲しいと伝えた 彼女は青森の方が良いと言ってきた それは子供が産まれたら福岡では私の親族が近くに居ない為に青森で暮らす方が良いと説明されて了承した感じで青森に私が行くと伝えた
青森行きが決定した流石に彼女の親御さんに挨拶もせずに結婚とはいかないので 始めはお盆休みに挨拶に行く予定で計画していたが彼女の誕生日が7月だった事を思い出しそれなら挨拶と誕生日プレゼントと婚姻届を一気にやろうと考えて彼女に伝えた。
これはこれでかなり難しい選択をしてしまった 私は母と2人暮らしで母は他界してしまってまだ1年位だ まだ母の遺品もあまり片付けてはいない その日から仕事をし週一の休みを家の片付けに充てていたまだ引っ越しは未定だったが片付けておいて損はなかったので片付けていた思いの外片付けに難航していた
実際引っ越す1週間前までずっと片付けていた 彼女との連絡は専らLINEでのやり取りだった超遠距離恋愛なのとお互いリアルで知り合ったのは最近なのでお互い分からない事ばかりだった 些細な事で喧嘩したりして 彼女はちょっとズレていると思って事がある電話するのはいいが家族には聞かれたくないらしい
電話も家族が居ない時や彼女が外出している時 こっちにきて分かった事なのだが彼女は携帯をスピーカーにして会話することだ それに基本家族皆でテレビを観ながら眠たくなったら自室に寝に行く習慣だった それと彼女に親御さんに結婚を前提で付き合っている人が居るって言うのと 彼女の誕生日に結婚するって事をなかなか話さない事に苛立ちを覚えて喧嘩した事もある 親御さんに会うまで殆ど価値観の違いでずっと喧嘩していた 今も喧嘩はしてるがお互い頑固な性格だから仕方ないとは思う 私は結婚する前に何回も別れてもいいと伝えた事もあるあまりにも価値観が違うのか 県民性なのか本当に別れそうだった
遠距離恋愛は本当に難しいし大変だという事を皆さんと共有したくて書いてます それも出会って間もない相手と結婚するって事は相当な覚悟が必要です 特に私みたいな1人暮らしで相手が住んでいる方に行くのは大変です
話を戻してやっと彼女の親御さんに結婚を前提として付き合っている人がいると話して7月に挨拶しに青森に行くと伝えたらしい やっと前進してきた感じだ
その後8月末まで働いて退社する事で彼女と話し合って決めた 私は県営住宅いわゆる団地に住んでいた 後々県営住宅供給公社の職員さんと話し合い8月の最後の金曜日に部屋の引き渡しをする事になった ここから3月から8月迄に50万近く必要になった 2月迄貯蓄をしていなかった色々支払い物があったからだ
信用金庫から知人からお金を貸してくれと言われたのと母の葬儀代合わせて60万と車のローン代合わせてを月々3万円支払っていた 青森迄軽自動車で行く為に車もメンテナンスして少しでも悪い所は直してもらった何せ1,700km位の距離で私は下道で行く計画だったからだ部品代と工賃合わせてそれが10万位だ
3月から8月迄の半年間で引っ越し代と車代60万を貯めなければならない 流石に無理だった月10万も貯める事は現実味がなかった その時期に私には2歳上の姉がいる 姉とは色々あり疎遠になっていた母の葬儀位しか会っはいない 姉から母の葬儀屋の互助会がある事を聞かされた
その互助会のお金を半分ずつに分けようという話だ その為には父の安否と父の今の居場所を探して父に連絡して互助会の契約を解約してもらう必要があった 母と父は私が幼い頃離婚していた 高校生の頃位迄は会ってはいたが 父は産まれは熊本だが幼い頃大阪に住んでいたらし私が高校生の時大阪に戻った
父の安否と居場所が分かり数十年ぶりに父と会話した父は高校の時大阪に行った事に負い目を感じていたみたいだ 互助会を解約してくれた 姉とも色々なわだかまりが解けた 彼女と結婚する事が無ければ父や姉との関係の事が無かった まさかこんなこんな形で家族が1つになるとは思わなかった